2001年6月20日更新
淺野 周 訳
霊枢・経脈 bP 『鍼経』と呼ばれる『霊枢経』を翻訳し、CD販売しています。
巻 之 三
経 脈 第 十
[原文]
雷公問於黄帝曰:禁服之言、凡刺之理、経脈為始、営其所行、制其度量、内次五臓、外別六腑、願尽聞其道。黄帝曰:人始生、先成精、精成而脳髄生、骨為幹、脈為営、筋為剛、肉為墻、皮膚堅而毛髪長、穀入於胃、脈道以通、血気乃行。雷公曰:願卒聞経脈之始生。黄帝曰:経脈者、所以能決死生、処百病、調虚実、不可不通也。
[訳文]
雷帝:禁服篇では、鍼で病気を治療するには、まず経脈に基づかねばならないという。営はその中を流れ、その長さを制し、内では五臓と連絡し、外は六腑とつながる。その原理とは何か。
黄帝:人が生まれるとき、まず精ができ、精は脳髄を生み、骨が支柱となり、脈が栄養し、筋が骨をつなげ、肉が内臓を包み、皮膚が硬くなり、毛が生え、食べ物が胃に入り、脈道が通り、気血が行く。
雷帝:それでは経脈の始まりを聞かせて欲しい。
黄帝:経脈は生死を決定するもので、百病が起こり、虚実を調え、通じなければならないものである。
※注:*は属、∞は次の経脈とつながっているところ。
霊枢・経脈
手の太陰肺経(腕に行く動脈の走向とほぼ同じ)
[原文]
肺手太陰之脈、起於中焦、下絡大腸、還循胃口、上膈、属肺、従肺系、横出腋下、下循臑内、行少陰心主之前、下肘中、循臂内上骨下廉、入寸口、上魚、循魚際、出大指之端。其支者、従腕後、直出次指内廉、出其端。是動則病。肺脹満、膨膨而喘、缺盆中痛、甚則交両手而、此為臂厥。是主肺所生病者。、上気,喘,喝、煩心、胸満、臑臂内前廉痛厥、掌中熱。気盛有余、則肩臂風、風寒、汗出、中風、小便数而欠。気虚則肩臂痛寒、少気不足以息、溺色変。為此諸病、盛則瀉之、虚則補之、熱則疾之、寒則留之、陥下則灸之、不盛不虚、以経取之。盛者、寸口大三倍於人迎、虚者則寸口反小於人迎也。
[語句]
之:の。起:起こる。於:〜で、〜に。下:下がる。絡:絡まる。還:返る。循:巡る。上:上がる。膈:横隔膜。属:属す。従:〜から。肺系:気管。出:出る。臑:上腕。内:内側。行:行く。臂:前腕。上骨:橈骨。下廉:下側。入:入る。寸口:太淵。際:境目。魚:親指の付けねの盛り上がり。出:出る。大指:親指。其支者:それから別れた枝脈。腕:手首。後:後ろ。直:真っ直。次指:人差指。内廉:内側。其:その。:咳。膨膨:膨れる。而:そして。甚:ひどい。則:それは。:目の前が暗い。此:これ。為:〜とする。是:これは。主:主治。数:回数が多い。欠:量が少ない。之:これ。息:呼吸が浅くなる。以:〜で。大:大きい。於:〜より。寸口:太淵脈の拍動。人迎:頚動脈の拍動。也:です。
[訳文]
手の太陰肺経は中焦より起こり、下は大腸に絡まり、戻って胃を巡る。横隔膜を貫き、*肺に入ってそれにつながる。気管支と一緒に上がって、横に曲がって腋の下に出て、上腕の内側にそって下がり、手の少陰と手の厥陰(心主)の前を行く。真っ直下がって肘の中に至り、そのあと前腕内側の橈骨下縁に沿って進み、寸口の動脈のところに入る。前に行って魚腹に行き、魚の際を巡って大指の端に出る。その分支は手首の後ろから次の指(人差指)の内側を真っ直進み∞その端に出る。これの変動で起こる病気は、肺が膨れる、むせたり咳が出る、缺盆の中が痛む、ひどいものは両手で胸を押さえて目が見えなくなる。これを臂厥と呼ぶ。これは肺脈が主治する病気である。咳嗽、呼吸困難、ゼイゼイ喘ぐ、心が落ち着かない、胸が詰まる感じ、手の太陰肺経に沿った痛みや冷え、掌のひらが熱いなどである。
本経の気が多くなり過ぎると肩腕部が痛み、寒風で汗が出る、中風、小便の量が増えたり少なくなったりする。
本経の気が不足すると、肩腕が冷たく痛み、呼吸が速くなって小便の色が変化する。これら諸病は、盛んならばこれを瀉し、虚ならば補い、熱ならば速くし、寒ならば留め、陥没していれば灸をし、虚でも実でもなければ経を使って治療する。盛んなものは太淵脈が頚動脈の四倍の強さとなり、虚では太淵が頚動脈より小さい。
手の陽明大腸経(左右の経脈が反対側を行く)
[原文]
大腸手陽明之脈、起於大指次指之端、循指上廉、出合谷両骨之間、上入両筋之中、循臂上廉、入肘外廉、上臑外前廉、上肩、出骨之前廉、上出於柱骨之会上、下入缺盆、絡肺、下膈、属大腸。其支者、従缺盆、上頚、貫頬、入下歯中、還出挟口、交人中、左之右、右之左、上挟鼻孔。是動則病。歯痛、頚腫。是主津液所生病者、目黄、口乾、衄、喉痺、肩前,臑痛、大指次指痛不用。気有余則当脈所過者、熱腫、虚則寒慄不復。為此諸病、盛則瀉之、虚則補之、熱則疾之、寒則留之、陥下則灸之、不盛不虚、以経取之。盛者人迎大三倍於寸口、虚者人迎反小於寸口也。
[語句]
大指次指:親指の次の指。つまり人差指。以前には人差指と薬指は名前がなく、大指、小指、中指だけで、それらは親指の次の指、小指の次の指と表していた。上廉:上側。両骨之間:第一中手骨と第二中手骨の間。両筋之間:手根伸筋と総指伸筋の間。外廉:外側。外前廉:前外側。骨:上腕骨頭。前廉:前側。柱骨:頚椎。会:交わる。頚:首の前と横。貫:貫く。挟:挟む。交:交わる。
[訳文]
手の陽明大腸経は∞人差指の先端から起こり、人差指の親指側を通って、親指と人差指の間の合谷に出て、上がって両筋の中に入り、前腕の上側を巡って肘の外側に入り、上腕の外側前縁を上がって、肩に昇り、肩峰の前縁に出て、背骨に行って大椎で左右が交わり、下に行って缺盆に入り肺に絡まり、更に横隔膜に下がり*大腸につながる。その分支は缺盆から首を上がって頬を貫き、下歯の中に入り、口を挟んで回り、人中で左右が交差し、左が右に行き、右のものが左に進み、∞鼻孔を挟んで上がる。これの変動で起こる病気は、歯の痛みや首の腫れ。これは津が主治する病気である。目が黄色く、口が乾く、鼻血、咽喉の痛み、肩や腕の痛み、人差指の腱鞘炎である。気が余っているものは、この脈が通っているところが紅く腫れる。虚す者は寒くて震え、温めても回復しない。これら諸病は、盛んならばこれを瀉し、虚ならば補い、熱ならば速くし、寒ならば留め、陥没していれば灸をし、虚でも実でもなければ経を使って治療する。盛んなものは頚動脈が太淵の四倍の強さとなり、虚では頚動脈が太淵脈より小さい。
足の陽明胃経(肺経からここまでは気の過不足症状も述べてある)
[原文]
胃足陽明之脈、起於鼻、之中、旁約太陽之脈、下循鼻外、入上歯中、還出挟口環唇、下交承漿、却循頤後下廉、出大迎、循頬車、上耳前、過客主人、循髪際、至額顱。其支者、従大迎前、下人迎、循喉、入缺盆、下膈、属胃、絡脾。其直者、従缺盆、下乳内廉、下挟臍、入気街中。其支者、起於胃口、下循腹裏、下至気街中而合、以下髀関、抵伏兎、下入膝中、下循脛外廉、下足、入中指内間。其支者、下膝三寸而別、下入中指外間。其支者、別上、入大指間、出其端。是動則病。洒洒振寒、善呻数欠、顔黒、病至則、悪人与火、聞木声則然而驚、心動、欲獨閉戸而処、甚則欲上高而歌、棄衣而走、賁響、腹脹、是為骭厥。是主血所生病者、狂、瘧、温淫、汗出、衄、口、唇、頚腫、喉痺、大腹水腫、膝腫痛、循膺,乳,気街,股,伏兎,骭外廉,足上皆痛、中指不用。気盛則身以前皆熱、其有余於胃、則消穀善飢、溺色黄。気不足則身以前皆寒慄、胃中寒則脹満。為此諸病、盛則瀉之、虚則補之、熱則疾之、寒則留之、陥下則灸之、不盛不虚、以経取之。盛者人迎大三倍於寸口、虚者人迎反小於寸口也。
[語句]
:鼻梁の凹んだところ。目と水平。旁:傍ら。約:絡まる。却:退却する。頤:顎下。過:過ぎる。髪際:髪の生え際。至:達する。額顱:額。喉:気管。気街中:気衝穴。合:合流する。抵:抵触する。膝:膝蓋骨。足:足背。中指内間:第三趾と二趾間。中指外間:第三趾と四趾間。別:分かれる。大指間:第一趾と二趾間。呻:伸びをする。欠:あくび。悪:嫌う。与:〜と。木声:木の音。:ビクビクする。獨:独り。:窓。賁響:腸鳴。股:大腿。骭:脛骨。唇:唇のできもの。喉痺:喉の痛み。膺:胸。身以前:身体の前。寒慄:寒けで震える。
[訳文]
足の陽明胃経は鼻より起こり、上に行って両目の間にある鼻梁の低くなったところで交わり、傍らの太陽脈に絡まり、下に行って鼻の外側を巡り、上歯の中に入る。戻って唇を挟んで周り、下は承漿で交わる。戻ってエラの後下縁を巡った後、大迎に出、頬車を巡り、耳の前に上がり、客主人を過ぎて、髪の生え際を巡り、前額骨に出る。
その分支は大迎から前に行き人迎に下がり、喉を巡って缺盆に入り、横隔膜を下がって*胃とつながり脾に絡まる。
その真っ直のものは、缺盆から乳の内側を下がり、臍を挟んで降り気衝の中に入る。その分支は胃から起こり、腹の中を巡って下がり、降りて気衝で上の分支と一緒になり、髀関に下がり、伏兎に行き、下がって膝蓋骨の中に入り、脛の外縁を下がって、足の甲に降り、中指の内側に入る。その分支は膝下三寸のところから別れ、中指の外側に入る。その分支は足の甲から親指の間に入り、∞その端に出る。これの変動で起こる病気は、冷水を浴びたように冷たく震え、伸びやあくびが多く、顔が黒い。人や明かりを嫌い、ちょっとした物音でもびっくりして慌て、窓を閉め切って一人でひっそりとしている。陽が盛んなときは高いところに登って歌いたがり、服を脱いで走ろうとし、そのうえ腹が脹って腸が鳴るなどの症状がある。これを骭厥と呼ぶ。これは血が主治する病気である。躁状態で暴れる、マラリア症状、温病、汗がダラダラ出る、鼻詰まりや鼻血、顔面麻痺、口のできもの、咽喉の腫れ、腹水、膝の腫痛、胸、乳、気衝、股、伏兎、脛の外縁、足背などの痛み、足の中指が屈伸できない。気が盛んなれば身体の前面がみな熱い。胃の気が余れば糖尿病の初期のように腹が減り、尿の色が黄色になる。気が不足すれば身体の前面がみな寒い。胃中に寒があれば、胃が冷たく脹る。これら諸病は、盛んならばこれを瀉し、虚ならば補い、熱ならば速くし、寒ならば留め、陥没していれば灸をし、虚でも実でもなければ経を使って治療する。盛んなものは人迎が寸口の四倍の強さとなり、虚では人迎が寸口より小さい。
足の太陰脾経
[原文]
脾足太陰之脈。起於大指之端、循指内側白肉際、過核骨後、上内踝前廉、上内、循脛骨後、交出厥陰之前、上循膝股内前廉、入腹、属脾、絡胃、上膈、挟咽、連舌本、散舌下。其支者、復従胃、別上膈、注心中。是動則病。舌本強、食則嘔、胃痛、腹脹、善噫、得後与気則快然如衰、身体皆重。是主脾所生病者。舌本痛、体不能動揺、食不下、煩心、心下急痛、溏、、泄、水閉、黄疸、不能臥、強立股膝内腫厥、足大指不用。為此諸病、盛則瀉之、虚則補之、熱則疾之、寒則留之、陥下則灸之、不盛不虚、以経取之。盛者寸口大三倍於人迎、虚者寸口反小於人迎也。
[語句]
白肉際:白肉は足底。際は境目。核骨:第一中足指節関節。:フクラハギ。内前廉:前内側。咽:食道。復:さらに。注:注ぐ。胃痛:胃痛。噫:ゲップ。得後与気:排便とオナラをすると。快然如衰:よくなったと感じる。急:こわばる。水閉:尿が出ない。強立:無理に立つ。
[訳文]
足の太陰脾経は足の親指の端から起こり、指の内側の足の裏と足背の境目を巡り、親指の付けねの丸い骨の後ろを過ぎて、内踝の前側に上がり、フクラハギの内側を上がって、脛骨の後ろを巡ってから、足の厥陰と交わって、その前に出て、膝と大腿の前内縁を上り、腹に入り*脾とつながり胃に絡まって、横隔膜を貫き咽喉を挟み、舌根に連なり、舌下に散る。その分支は再び胃から別れて横隔膜を貫き∞心中に注ぐ。これの変動で起こる病気は、舌根のこわばり、食べると吐き気がする、胃の痛み、腹が脹ってゲップをし、ウンコが出たりオナラをすると気分がよくなる、身体が重い。これは脾脈が主治する病気である。舌根の痛み、身体をひねれない、あまり食べられない、落ち着かない、心窩部の激痛、消化不良、腹の中のしこり、下痢、水腫で尿が出ない、黄疸、横になれない、大腿や膝の内側が腫れて冷える、足の親指が動かない。これら諸病は、盛んならばこれを瀉し、虚ならば補い、熱ならば速くし、寒ならば留め、陥没していれば灸をし、虚でも実でもなければ経を使って治療する。盛んなものは寸口脈が人迎の四倍の強さとなり、虚では寸口が人迎より小さい。
手の少陰心経(これだけ心経なのに本臓の心に属さない)
[原文]
心手少陰之脈、起於心中、出属心系、下膈、絡小腸。其支者、従心系、上挟咽、繋目系。其直者、復従心系、却上肺、下出腋下、下循臑内後廉、行太陰心主之後、下肘内、循臂内後廉、抵掌後鋭骨之端、入掌内後廉、循小指之内、出其端。是動則病、乾、心痛、渇而欲飲。是為臂厥。是主心所生病者。目黄、脇痛、臑,臂内後廉痛、厥、掌中熱痛。為此諸病、盛則瀉之、虚則補之、熱則疾之、寒則留之、陥下則灸之、不盛不虚、以経取之。盛者寸口大再倍於人迎、虚者寸口反小於人迎也。
[語句]
心系:上行大動脈。繋:つながる。目系:視神経。内後廉:後内側。行:進む。掌後:手のひらの後ろ。鋭骨:豆状骨。
乾:喉のイガイガ。
[訳文]
手の少陰心経は心中から起こり、*上行大動脈に出て、これとつながり、横隔膜を貫き小腸に絡まる。その分支は上行大動脈から咽喉を挟んで上がり、視神経とつながる。その直行するものは再び上行大動脈から肺に上がって、下がって腋下に出、上腕の内後縁を巡り、手の太陰と厥陰(心主)の後ろを行き、肘の内側に下がり、前腕の内後縁を巡り、手首の後ろの豆状骨の端に出、手のひらの内縁に入り、小指の内側を巡って∞その端に出る。これの変動で起こる病気は、咽喉の乾燥、心痛、喉が渇いて水を飲む、これを臂厥と呼ぶ。これは心脈が主治する病気である。目が黄色、脇が痛む、腕の内側後縁の痛み、掌の平の熱痛。これら諸病は、盛んならばこれを瀉し、虚ならば補い、熱ならば速くし、寒ならば留め、陥没していれば灸をし、虚でも実でもなければ経を使って治療する。盛んなものは人迎脈が寸口の三倍の強さとなり、虚では寸口が人迎より小さい。
手の太陽小腸経
[原文]
小腸手太陽之脈。起於小指之端、循手外側上腕、出踝中、直上循臂骨下廉、出肘内側両筋之間、上循臑外後廉、出肩解、繞肩胛、交肩上、入缺盆、絡心、循咽、下膈、抵胃、属小腸。其支者、従缺盆、循頚、上頬、至目鋭眦、却入耳中。其支者、別頬、上、抵鼻、至目内眦、斜絡於顴。是動則病。痛、頷腫、不可以顧、肩似抜、臑似折。是主液所生病者。耳聾、目黄、頬腫、頚,頷,肩,臑,肘,臂外後廉痛。為此諸病、盛則瀉之、虚則補之、熱則疾之、寒則留之、陥下則灸之、不盛不虚、以経取之。盛者人迎大再倍於寸口、虚者人迎反小於寸口也。
[語句]
踝:茎状突起。肩解:上腕骨と肩峰の関節。繞:ぐるぐる回る。胛:肩甲骨。目鋭眦:目尻。尖っているから鋭眦。斜:斜め。
[訳文]
手の太陽小腸経は小指の端から起こり、手の外側を巡り腕に上がり、尺骨茎状突起の中に出、直上して尺骨の下縁を巡り、肘内側の両筋の間に出、上腕の外後縁を上がって肩の後ろの上腕骨と肩甲骨の合わせ目に出、肩甲骨を巡って肩の上で交わり、缺盆に入り心に絡まる。食道に沿って下がり横隔膜を貫き、胃に接触して*小腸につながる。その分支は缺盆から首に上がり頬に行き、目尻を通って耳の中に入る。その分支は頬から別れて眼窩の下部を通り、鼻に接触しながら∞目頭に至り、斜めに行って頬に絡まったあと、これの変動で起こる病気は、咽喉の痛みや顎の腫れ、首が回らない、肩が抜けるように痛む、上腕が折れるように痛む。これは液が主治する病気である。耳聾、目が黄色い、顎の腫れ、首、顎、肩、上腕、肘、前腕など外後縁の痛み。これら諸病は、盛んならばこれを瀉し、虚ならば補い、熱ならば速くし、寒ならば留め、陥没していれば灸をし、虚でも実でもなければ経を使って治療する。盛んなものは人迎脈が寸口の三倍の強さとなり、虚では人迎が寸口より小さい。
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